【対人戦(オンライン対戦・パスワード対戦)】
●基本的な考え方〜プレイ時間との兼ね合い・少数精鋭で最大効率〜
オンラインやパスワード対戦大会に出走してくる最強馬の能力はオールS+クラス。史実馬をはるかに凌駕するため、箱庭内最強を誇る馬であってもレースで太刀打ちできないことは不思議ではない。
彼らに安定して勝利するには、オールS+に迫る能力はもちろんのこと(全てがS+ではなくても良いが)、隠しパラメータ等においても優れた競走馬を生み出すことが必要。
しかし最強馬の前提となるオールS+の育成(参照・競走馬育成法)にはただでさえ手間がかかる上、隠しパラメータも優れる素質馬にめぐり合うとなると、見込みのある幼駒1頭1頭にすべてのリソース(ゲーム内の要素に加え、現実世界の時間も含め)を注ぎ込む作業を幾度となく繰り返すことが必要。
ゆえにオート進行を駆使し、例えば1日でゲーム内時間を何年も進めるような効率的なプレイが求められる。また育成開始前のデータを残しておき、1頭を育てきったらそのデータをロード。次の競走馬の育成に移行する…といった手順を踏むことで、絆コマンドを集めなおす必要もなくなる。
●配合で重視するポイント〜爆発力・因子活性・世界適性拡張・低い仔出し〜
隠しパラメータはベテランプレイヤーでもコントロールしにくい部分。例えば成長度上限を高めるためには仔出しの低い父母同士の配合が必要だが、それに拘りすぎると基礎能力がどうしても犠牲となってしまう。だからこそ当たりを引けば強い、とも言える。
能力の低下を補うためには、スピードは爆発力(少なくとも40以上は欲しい)及び父系因子の活性、サブパラについても各種配合理論で補う必要があるため、それを実現するための血統構築が重要(いわゆる〆配合の構築)。父系因子の活性には複雑な条件が絡むが、とにかく血統表に登場する馬には有用な父系因子を多く取得させておきたい。非所有馬でも条件を満たせば因子を獲得するため、ライバル配合実現のため自己所有しなかったCOM所有馬が種牡馬入りする際に有用な因子を獲得するまでセーブ&ロードを繰り返す、といった細かい作業も損にはならない。
またオンライン高得点狙いであれば、多くのレースに適応できるような幅広い世界適性を実現するため、欧州型の系統も一定量組み込みたいところである。
上記に関連し、系統確立を避けた方が良い種牡馬もいる。すなわち、SP/ST系統を失う系統、欧州型から日本型に変更になってしまう系統など。
●所有馬の選別〜能力以外の特徴にも気を配る〜
基本的な選別方法はオフライン最強馬と同じだが、サブパラは育成で極限まで鍛え上げることを前提とするため、特にスピードを重視する。他にも気性(大人しいほうが良い)、重馬場適正、走法(芝の良馬場想定であれば大跳びが良い)、性格(多頭数に弱い臆病は避けたい)といった細かい要素も、極限の戦いにおいては決定的な差となることがある。
正確なスピード値を含め、上記要素の大部分は幼駒時に知るすべはない。プレイ時間節約のためには、オート進行による未来視、カスタムレースレース機能での試走(ピーク設定ONで他馬と競わせる)による大体の能力の把握といった手段も活用したい。
●施設の建て替え
入厩後にゲートを取り壊し大型坂路or大型トラックコースに建て替えたり、ロンギ場などを温泉施設に建て替える(月末放牧等で競走寿命減少を抑制)など、1頭の競走馬が競走生活を全うするのに最適な構成に適宜変えていく。
●レース選択〜特性習得・臨戦課程重視〜
2歳〜3歳シーズンからオンラインで活躍したい場合、「大舞台」など有用な特性を早期に獲得するため、海外も含めGTを数多く勝っておきたい。成長型に関わらずデビュー前に極力成長度を上げておき、芝質適性外の海外GTでも勝てるようにしておく。絆コマンド「騎乗馴致」に加え、幼駒時に「幼駒大好き」や「昼夜放牧」を使用したり、牧場施設「集団馬房」を一時的に建設する(入厩後は取り壊す)などが有効。パスワード対戦想定でも、成長度を高めることで斤量面で恩恵が得られる3歳のうちに実力を発揮できるというメリットはある(ピーク設定offの場合)。
臨戦課程については、隠しパラメータの「レース勘」を考慮し、放牧明けぶっつけ本番ではなく前哨戦を使っておくとよい。特に海外遠征ぶっつけは能力低下作用が働くため、中3週以内の同じ地域の前哨戦を叩いておく(例:凱旋門賞前にフォワ賞、ドバイワールドC前にマクトゥームチャレンジラウンド3など)。
●次代に繋げるか、やり直すか
〆配合として優れた競走馬を生産できたものの、例えばインブリードやラインブリードを多用したため、次世代で血脈活性化配合が成立しなくなってしまった…など、同一データでゲームを継続しても高い爆発力を箱庭内で維持できないと感じたら、思い切って新しいデータでやり直すといった割り切りも必要。
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