[配合理論の基礎知識]
※本ページは旧シリーズの攻略本(ウイニングポスト8 最強配合理論)の情報を基に構成しているため、
細部が正確ではない可能性があります
(特に、新たな配合理論・発動確率・発動条件が能力値に関わるもの(16段階への変更に関係するもの))
●配合理論とは
配合時に血統構成が特定の条件を満たす場合に成立し、産駒の能力を上昇させる効果がある。
両親の能力が産駒に遺伝する割合は半分を少し上回る程度(例:スピードの場合は両親の平均の2/3程度が基礎となる)で、
その残りが配合理論及び隠しパラメータの仔出しによって決まる。
初心者が優れた配合を手軽に実践するには、以下の手順を踏むとよい。詳細な説明は後述。
@爆発力でソート
A配合評価でソート
B上位に出てきた選択肢のうちから、危険度が低く、仔出しの良い種牡馬を種付け
ただしこの方法を単調に繰り返したのみでは、後になって血統の行き詰まりが起きやすい。
ゲームに慣れてきたら、個々の配合理論の理解度を深め、意識的に実践していくとよい。
●総合評価
その配合で期待されるスピードとサブパラメーター(勝負根性、瞬発力、パワー、柔軟性、賢さ、精神力、 健康)の合計で評価される。
あくまで期待値なので結果は変動するが、平均的には総合評価の高い配合の方が能力の高い仔が 生まれやすい。基本的には最も重視すべき項目だが、サブパラはスピードに比べて調教等での育成が容易なため、 先天的なスピード能力が期待できる爆発力の方を重視すべきとの考え方もできる。
(その場合はソート順を自分の趣向に合わせて適宜変更するとよい)
[配合時の総合評価コメント]
評価 | コメント
| S | 非常にすばらしい配合です
| A | すばらしい配合です
| B | 良さそうな配合です
| C | 悪くない配合です
| D | それなりの配合です
|
●爆発力
爆発力はスピード能力を底上げする効果の大きさを表す。
配合評価画面のクローバーマークの合計数で表示される。
ただし、常に合計数の数値全てが影響するわけではなく、
例えばクローバーマークが40個あった場合、爆発力は0〜39の範囲でランダムで決定する。
[配合時の爆発力コメント]
爆発力 | コメント
| 30以上 | とてつもない爆発力を秘めていそうです
| 21〜29 | 大きな爆発力を秘めていそうです
| 15〜20 | なかなかの爆発力を秘めていそうです
| 8〜14 | ちょっとした爆発力を秘めていそうです
| 7以下 | 少し爆発力に欠ける部分があります
|
●サブパラ爆発力
ニックスを利用してサブパラを上昇させる要素。父系因子と関連する(父系因子については後述)。
配合評価画面で表示を切り替えると(画面左下の牧場長診断⇔サブパラ)確認可能。
◇ニックス関係にある父と母系の種牡馬及び4代母がサブパラ因子を持っている場合、そのサブパラへの爆発力となる。
この場合の対象はスタミナ・瞬発力・勝負根性・パワー・柔軟性の5種類。
◇対象となる種牡馬/繁殖牝馬の持つ気性難因子が合計2個以上あると、
上記5種に健康・精神・賢さを含めた全サブパラのうちいずれかのサブパラ爆発力が上昇する。
◇対象となる種牡馬に名種牡馬/大種牡馬因子が1個以上あると、健康・精神・賢さのサブパラ爆発力が上昇する。
◇対象となる種牡馬が世界種牡馬因子を持つ場合、
該当箇所のサブパラ爆発力上昇量は下記の早見表@の2倍になり、
増加分は瞬発力・勝負根性・パワーいずれかに振り分けられる。
そのかわり、大種牡馬因子による健康・精神・賢さのサブパラ爆発力は増加分はなくなる。
◇上昇値はニックス関係の繁栄度(内部数値で〜29は衰退、30〜59は安定、60〜は繁栄)によって異なる。
◇他の配合理論により効果が発生しているサブパラには↑↓マークが表示されるが、
サブパラ爆発力の数値そのものには影響しない。
[上昇値早見表@]= スタミナ・瞬発力・勝負根性・パワー・柔軟性因子の場合(数値×該当因子数の爆発力が上昇)
種類 | 父 | 母父 | 母母父 | 母母母父 | 母母母母 | 最大値 (全繁栄)
| 衰 | 安 | 繁 | 衰 | 安 | 繁 | 衰 | 安 | 繁 | 衰 | 安 | 繁 | 衰 | 安 | 繁
シングル | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 3 | | | | | | | | | | 8 |
ダブル | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 3 | 1 | 2 | 3 | | | | | | | 14 |
トリプル | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 3 | 1 | 2 | 3 | 1 | 2 | 3 | | | | 20 |
フォース | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 3 | 1 | 2 | 3 | 1 | 2 | 3 | 1 | 2 | 3 | 26 |
|
[上昇値早見表A]= 気性難因子の場合(ニックス繁栄度に関わらず、全サブパラのうちいずれか1種の爆発力が上昇)
数量 | 上昇値 | 最大値 |
1個 | なし | 0 |
2個 | 1種1 | 1 |
3個 | 1種2 | 2 |
4個 | 1種3 | 3 |
5個 | 1種4 | 4 |
※気性難因子が1頭の馬に2個付与されることはない(と思われる)
[上昇値早見表B]= 名/大種牡馬因子の場合 表はニックス対象全てに同一種の名/大種牡馬因子があった場合の数値
(健康・精神・賢さのうち名種牡馬=ランダムで2種/大種牡馬=3種全部の爆発力が上昇)
種類 | 因 子 | 父 | 母父 | 母母父 | 母母母父 | 最大値 (全繁栄)
| 衰 | 安 | 繁 | 衰 | 安 | 繁 | 衰 | 安 | 繁 | 衰 | 安 | 繁
シングル | 名 | 2種1 | 2種1 | 2種1 | 2種1 | 2種2 | 2種3 | | | | | | | 8 |
大 | 3種1 | 3種1 | 3種1 | 3種1 | 3種2 | 3種3 | | | | | | | 12 |
ダブル | 名 | 2種1 | 2種1 | 2種1 | 2種1 | 2種2 | 2種3 | 2種1 | 2種2 | 2種3 | | | | 14 |
大 | 3種1 | 3種1 | 3種1 | 3種1 | 3種2 | 3種3 | 3種1 | 3種2 | 3種3 | | | | 21 |
トリプル | 名 | 2種1 | 2種1 | 2種1 | 2種1 | 2種2 | 2種3 | 2種1 | 2種2 | 2種3 | 2種1 | 2種2 | 2種3 | 20 |
大 | 3種1 | 3種1 | 3種1 | 3種1 | 3種2 | 3種3 | 3種1 | 3種2 | 3種3 | 3種1 | 3種2 | 3種3 | 30 |
|
●危険度
危険度があると産駒の能力がダウンしたり気性が激しくなる可能性がある。
何がどの程度ダウンするかはランダムで決まり、危険度が高いほど判定発生率が高くなる。
配合評価画面の危険度アイコン(!マーク×数字)で表示され、数値が大きいほど危険度が高い。
[配合時の危険度コメント]
危険度 | コメント
| 種付不可 | 極度の近親です。別の配合相手を選んでください |
危険度・大(6〜7) | 血が濃くなりすぎて、かなり危険です |
危険度・中(4〜5) | 産駒の健康面が気になります |
危険度・小(0〜3) | なし |
※種付不可=配合相手または配合相手の父が繁殖牝馬の父と同一の場合
●仔出し
隠しパラメーター。各馬に1〜10が設定されており、高いほど能力の高い仔が生まれやすい。
逆にこれが低いと、自身の能力が高くても能力の高い仔が生まれにくい。
史実で実績のある種牡馬・繁殖牝馬には高めに設定されている。
数値は変動し、仔が良績を上げると上昇する。また、加齢により減少する。
また現役時にライバルとの直接対決に勝利すると、繁殖ボーナスが獲得でき仔出しが上昇する。
なお仔出しが低い馬同士の配合のほうが成長度上限(マスクデータ)が高い馬が生まれやすくなるが、
例外的に仔出しが高い馬同士でも上限が高い馬が生まれることがある。
(9 2021までは成長度上限が最大の110の馬は両親の仔出しが5以上であると生まれることはなかったが、
9 2022以降は10%の確率で仔出しによる制限に関わらずランダムに決まる場合がある)
●因子
[父系因子]
先祖馬の特徴をビジュアル化したもの。
配合理論の成立条件になったり、効果の決め手になるなど、さまざまな役割を果たす。
[父系因子の種類] ※体験版では気性難・早熟・晩成因子の配色が異なる
種類 | 因子 | 効果
|
能 力 因 子 | スピード | 産駒にスピードを強調して伝える
| スタミナ | 産駒にスタミナを強調して伝える
| パワー | 産駒にパワーを強調して伝える
| 瞬発力 | 産駒に瞬発力を強調して伝える
| 勝負根性 | 産駒に勝負根性を強調して伝える
| 柔軟性 | 産駒に柔軟性を強調して伝える
| 特 性 因 子
| 気性難 | 産駒に気性難の影響を与える
| 早熟 | 産駒に早熟化の影響を与える
| 晩成 | 産駒に晩成化の影響を与える
|
※精神力・賢さ・健康の能力因子は存在しない。
そのほか、「世界種牡馬因子(その馬が世界系統を構築した種牡馬、背景虹色の馬マーク)」、
そのほか、「大種牡馬因子(その馬が親系統を構築した種牡馬、背景金色の馬マーク)」、
「名種牡馬因子(その馬が子系統を構築した種牡馬、背景銀色の馬マーク)」、の3種類の特殊因子がある。
[父系因子の獲得・遺伝]
史実馬は固定の因子データを持っているが、架空馬の因子は繁殖入りする際に、以下の法則でランダムに決まる。
なお史実馬の場合は以下に加え国内所属馬はG1(Jpn1可)3勝以上、海外所属馬は同6勝以上が追加因子の獲得条件。
因 子 の 数 | 種牡馬の場合
| スピード値が一定以上 (日本は71=Bの最低値+1以上、海外は74=A以上) かつ精神力を除くサブパラA+以上が2つ以上 | 2つ
| 以下のいずれかに該当 ◇精神力を除くサブパラA+以上が1つ以上 ◇下記、「先祖からの因子付与」条件を満たす ◇スタミナ53以上 | 2/3の確率で1つ
| 繁殖牝馬の場合
| ・G1(Jpn1可)8勝以上かつ、他の2個獲得条件を満たしている 同年繁殖入り牝馬の中で勝利数(G1/Jpn1以外含む)が 最も多い ・スピード値が一定以上 (日本は71=Bの最低値+1以上、海外は74=A以上) ・精神力を除くサブパラA+以上が2つ以上 | 2つ (2023.04.24アップデートで全ての牝馬に適用 =アップデート前は不具合により最初から父系因子を 所持している史実馬には2つ目が付与されなかった)
| スピード値が一定以上 (日本は71=Bの最低値+1以上、海外は74=A以上) かつ以下のいずれかに該当 ◇精神力を除くサブパラA+以上が1つ以上 ◇下記、「先祖からの因子付与」条件を満たす | 1つ
| 名牝系に属する馬のスピード値が一定以上 (日本は71=Bの最低値+1以上、海外は66=C以上) かつ精神力・賢さ・健康を除くサブパラC+以上が1つ以上 | 2/3の確率で1つ
| それ以外 | 原則なし (下記、「先祖からの因子付与」条件を満たす場合、 ランダムで1つ付与されることがある)
| 因 子 内 容 | 父と父父or母と母母の両方が因子を持っている場合「先祖からの因子付与」
| 父と父父が同じ因子を1つ持っている | 対象因子が能力系因子=該当因子
| 対象因子が特性系因子=1/2の確率で該当因子
| 父と父父が同じ因子を2つ持っている | 片方が能力系因子=該当の能力系因子
| 両方とも能力系因子=該当の因子のどちらか
| 繁殖牝馬の母と母母が同じ因子を持っている | 対象因子が能力系因子=該当因子 ただし父系からの継承条件を満たす場合はそちらが優先 なお繁殖牝馬にも特性系因子が付くことがある
| それ以外の場合
| 対象馬の能力が以下の条件を満たす場合
・スピード71以上(海外は74以上) ・スタミナ53以上 ・パワーA+以上 ・瞬発力A+以上 ・勝負根性A+以上 ・柔軟性A+以上 ・気性「激」 ・成長型「晩成」 ・成長型「早熟」
| 該当の因子がつく可能性がある ※低確率で能力に関わらず ランダムで因子が付与されることもある
|
[牝系因子]
主流牝系が確立した馬には、牝系に属する競走馬の活躍により最大2つまで特性(牝系因子)が付く場合がある。
また、名牝系に昇格した馬には、「名牝」因子が付く。
特性が付いた牝系に属する産駒に、該当能力を受け継ぐ効果がある。
さらに配合理論の「母系インブリード」が成立していると、誕生時に上位特性を最初から所持している場合がある。
牝系因子 | 効果 | 取得条件
| 大舞台 | 産駒に特性「大舞台」が付きやすい | G1勝馬20頭以上
| 牝馬 | 牝馬が生まれた場合、特性「牡馬混合」が付きやすい | 牝馬限定G1勝馬10頭以上
| 根幹距離 | 産駒に特性「根幹距離」が付きやすい | 根幹距離のGI勝馬20頭以上 かつ非根幹GI勝馬の1.5倍以上
| 非根幹距離 | 産駒に特性「非根幹距離」が付きやすい | 非根幹距離のGI勝馬40頭以上 かつ根幹GI勝馬の2倍以上
| 意外性 | 産駒に特性「大駆け」が付きやすい | 単勝オッズ10倍以上でのG1勝馬5頭以上
| 柔軟性 | 産駒の柔軟性が上昇し、距離適性の幅を広げる | 短距離及び長距離G1勝馬各3頭以上
| ダート | 産駒のダート適性が上がりやすい | ダートG1勝馬10頭以上
| スタミナ | 産駒のスタミナが上がりやすい | 長距離G1勝馬5頭以上
| スタート | 産駒に特性「スタート」が付きやすい | 逃げでのG1勝馬10頭以上
| 海外遠征 | 産駒に特性「海外遠征」が付きやすい | 海外遠征でのG1勝馬10頭以上
| パワー | 産駒のパワーが上がりやすい | 坂あり競馬場でのG1勝馬10頭以上
| 名牝 | 上記各効果が伝わりやすくなるほか、配合の爆発力上昇 | 名牝系に昇格する
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因子の活性
[父系因子]
父、母の血統表に同じ因子を持った先祖がいる場合、因子に対応する能力が強化される場合がある。
因子を持つ先祖馬が若いほど、また同じ因子を持つ先祖が多いほど、能力上昇しやすい。
能力強化は、種付後に確認できる。種付後、繁殖牝馬情報画面に○型のチャンスサインが現れ、
受胎するとダイヤ型の確定サインに替わる。ここで表示された色の因子が、活性因子となる。
確定サインに「+」が付いている場合は、より能力が強調されて伝達されたことを示している。
[牝系因子]
牝系因子の該当能力を産駒に伝える成立パターンがある。
牝系に勢いがある(現役競走馬に活躍馬が多く出ている)と牝系因子が受け継がれやすい。
名牝系に属する繁殖牝馬は牝系因子が受け継がれやすくなり、さらに「名牝」因子を受け継いだ場合は
爆発力が3上昇する。
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●系統特性
…その馬の血統支配率が10%以上、または現役種牡馬数が全体の10%以上の子系統。
…その馬の血統支配率が1%以下、または現役種牡馬数が全体の1%以下もしくは1頭のみの子系統。
…その馬の子系統の特性がスピードの場合。
…その馬の子系統の特性がスタミナの場合。
●ボトムライン・メールライン
父・父父・父父父…と続く血統表の最上段をメールライン、
母・母母・母母母…と続く血統表の最下段をボトムラインと呼ぶ。
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