[芝質適性とは]
競馬場ごとに設定されている芝質(軽い芝・重い芝)に向いているか否かを表す指標。競走馬ごとに設定されている。
表示上は■得意、■普通、■苦手の3段階(内部的には得意と苦手が2段階ずつあり、計5段階)。
また馬場状態が悪化するにつれ芝質は重くなる(稍重で1段階、重で2段階、不良で3段階)。
なおダートレースには芝質のような適性は設定されていない。
■得意 : レーススピードにプラス補正(国内2.5%・5%/海外5%・10%)
■普通 : レーススピード補正無し
■苦手 : レーススピードにマイナス補正(国内2.5%・5%/海外5%・10%)
[競走馬の芝質適性の決定方法]
・「種牡馬と種牡馬の母父」「繁殖牝馬の父と繁殖牝馬の母父」の世界適性のバランスにより決まる。
詳細は以下の表のとおり。
・「種牡馬・種牡馬の父」「繁殖牝馬の父」の系統確立の状況によって父系か母系いずれかの遺伝力が強くなる。
具体的には、「能力因子を2つ持っている母父が系統確立しており、父及び父の父が共に系統確立していない」
場合のみ母系の遺伝力が強くなり、それ以外のパターンは全て父系の遺伝力が強くなる。
※配合時の「世界適性」欄で確認可能=左から順に父・母父・父母父・母母父の世界適性の国旗マークが表示。
遺伝力が強い血統はマークが大きく表示されている。父系と母系が入り組んで表示されているので注意!
・「能力因子を1つ持っている母父が系統確立しており、父及び父の父が共に系統確立していない」場合は、
ベースとなる「父系の遺伝力が強い」パターンから、母系の世界適性に対応した方向に適性が1段階移行する
(日・米なら左側、欧州なら右側)。
・新たな系統確立や系統の世界適性変更により血統表中の世界適性が変わった場合、その後に誕生した馬のみに影響し、既に生まれている馬の得意芝質には影響しない。
[世界系統昇格による影響]
上記種牡馬が世界系統に昇格した子系統に属する場合、世界系統昇格後に誕生した馬の黄緑と緑の範囲が広がる。
拡張範囲は父・母父・父母父・母母父のいずれか1頭が世界系統の場合は元々「得意」の両隣に隣接する「普通」のそれぞれ最大2マス分(=全ての普通マス)が「得意」に、
父及び母父の両方が世界系統の場合はさらに元々「普通」の両隣に隣接する「苦手」のそれぞれ2〜3マス分が「普通」に変化する。(内部的なベスト適性の4マス分隣まで)
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